2015年03月15日

食道ガンとオチカズキになる事-2

そう、声が出なくなった。 水をむせるようになった。
の続きである。
かかりつけの医者に行くと「半夏厚朴湯」を出してもらい、「食道がんでいきなり声が出なくなるなんてことはないと思うけど、そういうのでステロイドを点滴しなければいけないのもあるから念のため耳鼻科で内視鏡で見てもらいなさい」と言われて見てもらった。 声帯には炎症が無いようだが動いていない、紹介状を書きますから病院で検査を・・・というわけで、埼玉病院へ行く。
CTを撮って血液検査をして耳鼻科へ、「多分食道ガンらしいものがありますが・・・そちらは内科で、耳鼻科的には甲状腺が気になるので来週組織を取って検査しましょう」・・・というわけで、翌日内科へ。

担当は比較的かわいい女医さんだ。
「食道の壁が厚くなっていて外側にも少し」・・・と、「経験からしていかにも悪性らしい」
いろいろ話をしているうちにあちこちに転移している可能性もありそうな雰囲気で「覚悟しておいた方がよろしいか?」というと少し肯定的な態度である。

 更に全身のCTも撮り、胃カメラも飲み、詳しい血液検査と、組織検査などして2週間が過ぎる。
食道のはやはり悪性だった。 
 常駐のおじさんの医師に担当が変わり、希望の持てそうなことはなにも言わない。
 ひょっとして全身に転移しているかも知れない、というようなことを言う。

「判った、判った、覚悟はしといたよ、でもこんなに元気なんだからあと10年は生きる予定にしておく」・・・というような気持でいた。
 「さて、あと10年で何ができるか、明日はこれとあれをやって・・・」などと思いつつ、日々を過ごすうちに、甲状腺は大丈夫、胃も腸も肺も、その他諸々もすっかり健康であるらしい。
 食道がんは外に転移していて、気管に接しているので19日に内視鏡で検査の予定である。
よくよく考えてみたら、ずいぶん前から胸のあたりの癌の感触っていうものがあったような気がするのである。 思い起こすと、母親が「のどが詰まる」と言っていた。 きっと食道がんだったのではないだろうか。

 甲状腺、その他の結果からみると人々が心配するキノコのせいではなく、遺伝と酒のせいだろうと思われる。
 それにしても私の体内のマクロファージやらNK細胞やらの諸君は、ずいぶんと頼もしい奴らだったのだと思ったのである。
posted by 敏文 at 01:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記