2006年09月09日

オパール

opal1.jpg

私の一番の趣味は鉱物採集。ずいぶん前のことだが、サンライズで仕事をしていた頃、当時制作デスクだった山本君と共にあちこちの山に採集に出かけるのが楽しみだった。
写真のオパールは磐梯山の麓の宝坂(ほうさか)というところで採集したものだ。 正に宝石、こんなものが日本でも採れる。私の宝物の一つである。
opal-2.jpg小川の脇の流紋岩の崖の中に点々と仏頭状の玉ころが付いていて、ハンマーで外し叩き割ると、一万個に一つぐらいだろうか、きれいなオパールが顔を現す。殆どが白の蛋白石で宝石のオパールと成分は一緒だが只白く濁っているだけ。 一日中白いオパールを叩き続けるマニアも沢山いるようだ。
鉱物としては地球上でもっともありふれた珪素(SIO2)「石英、水晶など」の分子の間に水が入ると(SIO2H2O)となり水の分子が結晶構造をゆがめ怪しい光りを放つ宝石となるらしい。
opal-3.jpg
こちらは外国産だが、緑のオパール。
opal-4.jpg
こちらはメキシコ産のファイアオパールを磨いたもの。
そのうちに鉱物を題材に短編の作品も作ってみたいと思っている。
posted by 敏文 at 01:46| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
こんにちは〜!滝沢監督。遊びに来ちゃいました。
すごい〜(@o@)石の中に宝石箱があるみたい!!オパールってなんて不思議な光を放つのでしょう。小さく見える石の中に、実はどこまでも無限の深い光が続いているのではないかと、時々錯覚してしまうんです。
個人的にとっても好きな石なのですが、以前知人に、
「誕生石がオパールの人以外が所持すると、光が運命を拡散させて色々な事に迷い出すよ」と言われたことがあるのです。(コワイ!)
それが本当かどうかはさておき、大変気に入っていつも身につけていたメキシカンオパール(限りなく透明に近いけど、七色のツヤをまとった不思議な石でした)の指輪も、結局身に付かず落としてしまいました。
私は大好きな石なのに、石には私は選ばれていないようです。
恋愛ににてますね。切ない。
Posted by min at 2006年10月05日 11:47
min姫、あなたが最初のお客様でした。
(ご心配なく、そのうちに落とした記憶さえも落としてしまいますから。滝沢)
Posted by toshifumitakizawa at 2006年10月06日 02:31
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